最近は国も中小企業の生産性向上を図るべく、DX・IT活用を後押ししようと、様々な情報を発信しています。
ただ、情報が多すぎる、わかりにくいとお悩みの方も多いと思います。
そこで中小企業向けにDX・IT活用を検討される際にお役に立ちそうなサイトを整理してみました。
DX・IT活用の事例を知りたい
経済産業省 DXセレクション(中堅・中小企業等のDX優良事例選定)
経済産業省は中堅・中小企業でのDXの優良事例を「DXセレクション」として公表しています。
ミラサポ plus 中小企業向け補助金・総合支援サイト
「IT化」などの検索キーワードで事例検索できます。
中小企業ビジネス支援サイトJ-NET21

ページ下部の課題別・情報別メニューの「生産性を高めたい」などからDX・IT活用に関する記事を探せます。
どのITを選んだらよいかを知りたい
ここからアプリ

中小企業でも導入しやすいアプリを検索できます。
ただ、選定基準や導入社数などの情報が不明なのと、ホームページ作成で定番の「WordPress」などフリーの定番ソフトは出てきませんので、参考程度に使われるのが良いと思います。
ITに関してどこに相談したらよいかを知りたい
情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)
中小企業の生産性向上・経営基盤の強化のため、平成30年に中小企業のIT活用を支援するITベンダー等を「情報処理支援機関」として認定する制度が始まりました。
ただ、「情報処理支援機関」の認定基準はかなり緩い印象です。
例えば、基準の1つである「IT及びITツールに関する専門的な知識・経験・実績を有していること」の中身を見ると、「3年以上のソフトウェア又はクラウドサービスの提供実績、または10者以上の中小企業への提供実績」となっており、大体のITベンダーならクリアできてしまいそうです。
そのためITベンダー候補をリストアップする際にご参照される程度が良いのではと思います。
ITコーディネータ協会

特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会では、「テーマ限定型支援サービス」として、Web活用による売上UPなどの特定5テーマに関してIT専門家を原則2回まで無料で派遣されています。
よろず支援拠点
ITベンダーはIT導入で収益を得ていますので、IT活用に関して中立的なアドバイスを期待するのは難しいと思います。
IT活用を検討されている場合、ITベンダーにご相談される前に都道府県のよろず支援拠点などにご相談されるのが良いのではと思います。

もちろん、私もご相談に乗れます!
IT活用で使える補助金・助成金を知りたい
IT活用において多くの中小企業がご利用できると思われる補助金・助成金は次の通りです。
IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITを導入する際、経費の一部を補助してくれる制度です。
効率化を図りたい業務の選定、候補のITツールを検討し、当該ツールを取り扱う「IT支援事業者」と商談を進めながら申請手続きをします。
人材開発支援助成金
就業期間内での従業員教育を助成するものです。2022年10月からは定額制研修サービスの提出が簡略化されるなど、より利用しやすい助成金制度になっています。(詳細はこちら)
ミッション・ビジョンを見える化したい
経営デザインシート(内閣府)
企業理念・事業コンセプトを明確にしたうえで、これからのビジネスをデザインし、そのために何をすべきかを「たった一枚のシート」に整理できるフレームワークです。
経営デザインシートは事業計画の策定や補助金申請書の作成だけでなく、外部の専門家、社員、協力会社などへの説明用資料としても使用できます。
DX・ITを学びたい
マナビDX(情報処理推進機構 IPA)

無料でデジタルスキルを学ぶことのできるオンライン講座が紹介されています。
Python、機械学習、ディープラーニング、クラウドなどの技術だけでなく、働き方改革、Zoomの使い方など比較的最近のテーマについてのコースが多いです。
お役立ちコンテンツ一覧(情報処理推進機構 IPA)

DXを中心に資料、ツールがまとまっています。
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